コーヒーの歴史

知られざるコーヒーの歴史! コーヒーの始まりから欧米編

仮想珈琲店 店主のなかむらです
今回は、コーヒーの歴史についての記事です

コーヒーって今でこそ当たり前の飲み物ですが、
飲まれ始めた頃はどのように飲まれていたのか、気になりますよね

そんなコーヒーの歴史に関するアレコレです

コーヒーの始まり エチオピア アビシニア高原

コーヒーの始まりは古く、約3000年前には存在していたと考えられています
植物として見ると、コーヒーはリンドウ目アカネ科コーヒー属に分類され、
このコーヒー属数千種のすべてがアフリカ原産であると言われてます

17世紀になると本格的に農園等で栽培されるようになってきますが、
その栽培種の原産地はエチオピア アビシニア高原が原産であると言われています
(原産地については諸説あり、コンゴや西アフリカという説もあり)

アビシニア高原は平均標高2300mで、赤道に近いエチオピアの中でも標高が高い分、
人が住むのに適しておりいるためエチオピアの人口と都市の大部分が
このアビシニア高原に属すると言われています

全世界へと広まったコーヒーは、このアビシニア高原に自生していた事が全ての始まりだったわけです

 

ヤギ使いカルディのコーヒーにまつわる伝説とは?

非常に有名な伝説が、エチオピアの少年でヤギ使いだったカルディの伝説です

カルディの従えたヤギたちは、ある日、とある木の実を食べました
いつもは非常におとなしいヤギたちが、その身を食べてからは
夜通し興奮し、騒がしくていることに気が付きました

カルディは不思議に思い、近くの修道院へ訪ねました

修道院の院長も不思議がり、自分でその効果を確かめることとしました
ヤギが食べたのとの同じ実を取ってきて、茹でて飲んだところ、
非常に目が醒め、気分が爽快になったそうです

これに驚いた院長は、夜の儀式で眠そうな弟子たちにこの実を茹でて飲ませました
弟子たちは眠い儀式を、この魔法の実で乗り切ることが出来ました

また、この話は多くの人によって伝えられ、この魔法の実が街中で求められるようになった

と伝えられています

イスラム教修道士による、コーヒーハウスとは?

16世紀ごろになると、修道士達によるコーヒーを楽しむ文化が出来上がったと言われています

カルディによるコーヒーの発見から、瞬く間にコーヒーの覚醒作用・リフレッシュ作用が知られていき、厳しい修行の疲れを癒やすためにコーヒーが飲まれるようになりました

修道士たちは、疲れた修行僧たちを家に招き、コーヒーを振る舞ったそうです

このコーヒーハウスは、メッカからエジプトのカイロ、シリアのダマスカスなど
巡礼の際に立ち寄れる場所に広まっていきました

しかし、”コーヒーは覚醒を促し過激な思想を助長する”と信じた、時の指導者により
コーヒーが禁止されるといったこともあったようです

17世紀 イギリス・フランスでカフェの登場

17世紀になると、ヨーロッパでは資本主義社会が台頭してきました
時間と仕事効率が意識され始め、朝から酒を呑んだくれることができなくなってきました

こんな時に代わりに飲まれたのがコーヒーだという説があります

アフリカではコーヒーハウスが現代のカフェとしての機能を持ちましたが、
ヨーロッパで最初にカフェが出来たのは1650年のロンドンです

ロンドンの西オックスフォードで、”ジェイコブス”と呼ばれるカフェが誕生して以降
瞬く間にロンドン中にカフェが出来て、30年後にはロンドン市内だけで3000を超えるカフェがあったと言われています

人々はこの3000を超えるカフェに入り浸り、資本主義の実験をしたり、
先物取引など様々な経済活動を行うようになりました

現在の資本主義の礎が、コーヒーを片手にカフェで行われていました

しかし、アフリカで起きたのと同様にカフェの営業禁止令が出されるほど
当時はあまりにもカフェに入り浸る人か多かったようです

 

かたや、フランスでは1686年に初の本格的カフェ”プロコプ”が
パリ国立劇場の前にオープンしました

イギリスでは資本主義の実験・発信地として機能したカフェですが、
パリでは芸術家や知識人・学者たちがこぞって利用し、知の発信基地として機能するようになりました

ヴォルテールやルソーもカフェを利用し、交流を広げていったと言われています

政治の話をする場所として、時にはフランス革命の司令室として使われました

また、パリのカフェは18世紀になると、上流階級内でのサロンとしての機能から
大衆市民が集う場所として広まっていきました

 

まとめ コーヒーの使われ方は昔も今も変わらない

ざっと、エチオピアで自生していたところからヨーロッパで広まるまでを
まとめてみました

こう振り返ってみると、今も昔もコーヒーやカフェの機能は何も変わっていないように感じます

眠気覚ましやリラックスのためにコーヒーを飲んだり、
仕事の打ち合わせのためにカフェを利用したり
また、人と人が香料する場として機能してきました

現代の生活においても、カフェやコーヒーの役割は何も変わっていないんだなぁ
と、まとめながら実感しました

コーヒーの歴史は、ヨーロッパ編として一区切り付けますが、
この後、アメリカや日本へと広まっていきます

喫茶店が広まり、シアトル系コーヒーが広まり、現代の第三の波(サードウェーブ)へと繋がっていく流れを次の記事では配信していきますのでお楽しみに

 

では

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