コーヒーの成分

クロロゲン酸とはなんだ? ガン・糖尿病予防に効く!?

こんにちは、仮想珈琲店midburg店主のなかむらです

今日はコーヒーに含まれる成分と生活習慣病予防との関係についてです!
(大学で化学科だった知識が唸るぜぇww)

クロロゲン酸はポリフェノールの1種

コーヒーに含まれるクロロゲン酸はポリフェノールの1種です

ポリフェノールって言うのは、poly(いっぱい、たくさん)、phenol(フェノール)
という2つからなる単語で、フェノールみたいな成分がいっぱいくっついたもの、という意味です

この、ポリフェノールは以下のように分類され、それぞれ性質が異なります
(主要ポリフェノールを抜粋しました)

・ポリフェノール  ・フラボノイド  ・カテキン
・アントシアニン
・タンニン

・フェノール酸  ・クロロゲン酸

フラボノイドのグループの中ですと有名なのはカテキンでしょうか


カテキンは、お茶に含まれるポリフェノールですね
主に殺菌作用コレステロール低下に効果があると期待されていて、
トクホ(特定保健食品)としても認定されているお茶が市販されています

 

アントシアニンはブルーベリーに多く含まれています
疲れ目解消の効果があるとされています

タンニンはお茶や赤ワインに含まれています
殺菌の効果がありますが、工業的に使われているところでは
革のなめしにも使われています

コーヒーに含まれるクロロゲン酸はフェノール酸という所に分類されます

クロロゲン酸の抗酸化作用が、ガン予防に効果あり?


クロロゲン酸には抗酸化作用と言われる、他の物質の酸化を防ぐ効果があるといわれています

この抗酸化作用が、ガン予防であったり、コレステロールの上昇を防ぐ効果があると
非常に注目を集めいています

具体的な研究結果としては、コーヒーを飲むことで
2型糖尿病や肝疾患の発症リスク低減という結果が出ています

 

じゃあ、どれくらいコーヒーを飲んだら予防できるのか?

コーヒーを1日5杯以上飲む人は、全く飲まない人に比べて
肝臓がんの発生リスクが1/4になったというデータがあります

これだけを見ると、たくさん飲んだほうが良いようにも見えますが、
それ以外のリスクも考えなければなりませんね

例えば、コーヒーに砂糖を入れて飲む方は、多く飲めば飲むほど
血糖値上昇につながり、他の病気のリスクにつながります

ブラックでも、カフェインの過剰摂取につながりますので、
せいぜい1日に5杯までが良いのではないでしょうか?

クロロゲン酸の含有量について

コーヒー1日5杯飲むのは胃にも負担が来ますし、すこし多いですよね

もっと、たくさんクロロゲン酸を取れるものはないのか?
そんな声が聞こえてきそうですww

クロロゲン酸の含有量を一覧にしました

・赤ワイン   230
・コーヒー   200
・緑茶     115
(mg/100ml)

すべて、100ml当たりの含有量を表しています

こう見ると、赤ワインが最も多く、230mg含まれていますが、
赤ワインを4〜5杯も飲んだら結構酔ってしまう方が多いと思います

緑茶であれば4〜5杯飲めるとは思いますが、
それならコーヒーを飲むほうが効率的ですね!

補足 ガンに効果があるかどうかの調査方法 コホート研究

そもそも、ガンに効果があるか、どのように調査しているか気になりますよね?

これは国立がん研究センターの調査によるデータなのですが、
コホート研究と呼ばれる手法で研究されています

どんな調査かというと、一般の被験者約14万人を集め、
コーヒーをよく飲む人、お酒が好きな人、、など分類をしていきます

その方々を5年10年と追跡し、どのような生活習慣でどのような病気にかかったか
を調査していきます

なかむら
なかむら
けっこう大掛かりで調査に時間がかかるんだね、、、

調査に時間がかかるけれども、信頼性の高いデータを集めるって
それだけ大変なことなんですよね

この調査によって、コーヒーを飲むことで肝臓がんの発症リスク低減が
ほぼ確実だと判断されました

もちろん今後も調査を継続していくので、新たな研究結果がでてくるといいですね

今日はポリフェノールの話から、研究方法の話しまででした

では

 

コーヒーの知識をアップデートしよう

夏はアイスコーヒーで水分補給!エビデンスも掲載
コーヒーは水分補給にならない、は真っ赤なウソ!!

コーヒーのアクの正体はナンダ?
ドリッパーに残る泡は灰汁なのか?過去の常識は正しいか?