コーヒーの保存

ポリ袋って空気を通すってホント? コーヒーに最適な保存袋とは?

密閉して保存していたコーヒーの味が変わってしまった、、、
ジップ付きのポリ袋で保存していたはずなのに、豆が酸化してる?

こんな経験、、ありませんか??

こんにちは、中村です。
コーヒーの保管方法ってなかなか気を使いますよねー

今回はそんな気を使ってしまうコーヒーの袋についてのお話しです!

酸素は密閉していても袋に入ってくる?

ジップ付きの透明なポリ袋は、ジッパーを閉じていても空気が入ってきてしまいます
では、どこから入ってくるのでしょうか?

実は、透明なフィルム自体に空気を通す性質があるのです

このコンタクトレンズは酸素を通すので、外した時に快適〜
なんてフレーズ聞いたことありませんか?

ソフトのコンタクトレンズはフィルムでできていますが、酸素を透過するんです
フィルムを酸素(空気)が透過するって少し意外ですよね!
この透過する度合い、が素材によって異なってくるのです

袋の素材ってどんなのがあるんだろう?

では、袋をひとつイメージしてみてください
どんな袋を想像しましたか?

パッと思いつくのは、スーパーでもらえるシャカシャカ音がする袋ですかね?
あれはポリエチレン(略称:PE)という素材からできています

 

それともジップロックのような少しパリッとした袋でしょうか?
あれもポリエチレン製です。

他には、、、あんまり思いつきませんね、

そうなんです、身の回りの多くの透明な袋はポリエチレン製なのです。
(血液を入れるため、などの特殊に用途では塩化ビニル製のものもあるようです)

コーヒー屋さんで豆を買う時って、どんな袋に入っていますか?

たまに、透明な袋で売っているお店もありますが
多くの場合は内側が銀色の袋で販売されているのではないでしょうか?

あの袋はポリエチレンの袋に、アルミを蒸着という特殊な方法でくっつけているのです!
お茶のパックは、ほぼ全てがこのアルミ蒸着袋で販売されています
また、コーヒーも多くの場合この袋で販売されています

なぜ透明な袋で販売しないのでしょうか?
これは酸素や空気の透過性が鍵になってきます

素材ごとの酸素透過率

実は、透明なポリエチレンの袋はかなりの酸素を透過してしまうのに対し、
アルミ蒸着の袋は酸素の透過をかなり防ぐことができます

素材    酸素透過率 (ml/m2・24h・atm)
ポリエチレン      2900
アルミ蒸着      0.4〜0.5

上の表のとおり、ポリエチレンの袋はアルミ蒸着の袋より数千倍の酸素を透過してしまいます。
金属の酸素透過率はかなり低いので、特殊な方法でフィルムにアルミをくっつけることで
酸素の透過を防ぎ、内容物の酸化を防いでくれています

また、アルミ蒸着にすることで光の透過も抑えられます
コーヒーやお茶は、光に当たることでも劣化が進行しますので、
風味が落ちてしまうことを防ぐためにこのような袋で包装されているのですね!

ところで、酸素透過率ってなんで”酸素だけ”なんだ?

空気中にはおおよそ80%の窒素と20%の酸素が存在しています

窒素は他の物質と反応して風味を落とすようなことはしませんが、
一般的に、酸素は他の物質と結合して(=酸化)良い風味を変化させてしまうと言われています

これこそが長期保管したコーヒーの嫌な酸味やエグみの元になっていると言われています
なので、フィルムや袋の性能を見るときに”空気透過性”と言わずに”酸素透過性”と言うんですね!

ただ、酸素だけが悪いのかというと私は、そうでもないと考えています

 

結論! コーヒーの保存にはジップ付きのアルミ蒸着袋を使うべし!

まとめ

・コーヒーの風味維持には酸素が大敵!

・コーヒーの風味を守るためには、アルミ蒸着袋での保存をオススメ

・ポリエチレンの袋でコーヒーを買った場合には、他の袋や容器に移す!

また、最後になりましたが、ガラス瓶は基本的に酸素を透過しませんので、こちらもオススメの保存容器です!
光は透過するので冷暗所で密閉保管してくださいね!
参考にしてみてください

 

 

袋以外の保存環境につしいてはこちらで詳しく解説しています

参考:コーヒー豆の劣化はなぜ起きるか? 最適な保存方法は?